大阪桐蔭VS関西大学
今回、高校野球のチームが大学野球のチームと練習試合をしてもよいことを初めて知った。
センバツに出場する大阪桐蔭が関西大と練習試合を行い、3-3で引き分けた。エースでの150キロ左腕の高山優希投手の投球に、関西大アドバイザリースタッフで昨年まで阪神の投手コーチを務めた山口高志氏が絶賛をしている。
昨年秋に150キロを記録した左腕の高山優希投手は、初回こそ制球がばらつき1失点したものの、143キロを記録した速球で押してその後の失点を防ぐと、2回以降は危なげない投球を見せ、5回を投げて5安打1失点6奪三振、3-1とリードしたまま役割を終えた。高山投手は「真っすぐを内角に投げれば打ち取れるんだと思った」と話し、ストレートに手ごたえをつかんでいた。
この投球を見た関西大のアドバイザリースタッフで、昨年まで阪神の投手コーチを務めていた山口高志氏は、「中日の今中みたい。可能性をすごく感じる。悪いクセもないし順調に練習できたら非常に楽しみな投手になる」と大阪桐蔭の大先輩でプロ野球でもエースとして活躍した今中投手の名前を挙げた。
関西大も4年生、3年生も出場しての試合だったが、それを抑えた高山投手には大きな自信となっただろう。良い状態で甲子園のマウンドに登場する事になりそうだ。センバツ大会は20日に開幕する。