梅の里中学軟式野球大会
御坊・日高を中心に和歌山県内20チームが参加した第15回梅の里中学校軟式野球大会の準決勝と決勝が20日、みなべ町清川の清川球場であった。決勝で衣笠・上芳養の合同チーム(田辺市)が高城(みなべ町)を1―0で破り、優勝した。
準決勝の第1試合は高城が松洋(美浜町)に1―0で勝った。第2試合は衣笠・上芳養と南部(みなべ町)が7回まで1―1で譲らず、8回の特別延長でも決着がつかなかったため抽選し、衣笠・上芳養が勝ち進んだ。
決勝の衣笠・上芳養―高城も、両チームの投手の好投と堅い守備で1点を争うゲームとなった。0―0で迎えた6回表、衣笠・上芳養はヒットとバント安打による無死二、三塁のチャンスに3番森岡が前進守備の間を抜く中前安打を放ち貴重な1点をもぎ取った。高城は四死球や安打でランナーを出すも、盗塁失敗などで後続が断たれ、無得点に終わった。
衣笠・上芳養の左向政輝主将は「新人戦から合同チームでやってきてだんだんと慣れてきた。大会の前半はインフルエンザでエース(輪玉渉馬君)が不在だった穴をみんなで埋めようと、チームが一つになった」、高城の鎌倉航太主将は「チャンスに点が取れなかったのが大きかった。でも、楽しく野球ができたのでよかった」と話した。
【決勝】
衣笠・上芳養
0000010―1
0000000―0
高城
〔衣・上〕左向、輪玉渉―森岡、左向
〔高〕鎌倉海、土井華―鎌倉航