和歌山南陵高校は開校式・入学式を行い、1期生56人でスタートを切った。菊地校長は社会で通用する人材育成などを教育目標に掲げ、「一流の社会人を育成したい」と訴えた。
同校の生徒の約40人が野球部員であることから日高高校中津分校の野球部が5人から始まり甲子園に出場した話を紹介し、「夢はいつか実現します。力をあわせてそれぞれの目的に進んでください」と激励した。
入学者56人は全員スポーツコース。野球部が40人、サッカー部に13人、空手部に3人が所属し、全員が寮生活する。
元の国際開洋第二高校は2012年度から生徒の募集をせず、休校となっていた。4年たって新しい学校に生まれ変わった。
和歌山南陵高校は全日制と通信制がある。全日制は進学、普通、スポーツの3コースを設けており、定員は計120人。クラブは硬式野球やサッカー、陸上競技、空手に力を入れ、野球部の監督は吉備高校(有田中央高校)野球部出身でプロ野球オリックスや日本ハムの2軍監督だった岡本哲司さん(55)が務める予定。
わたしは、当初野球部は20人余りと聞かされていたが、40人に増えたことに驚かされた。